男性保育士の働き方を徹底解説。メリットや気になる給料は?

保育士の働き方

保育士は女性が圧倒的に多いイメージがありますが、男性も活躍できる職業です。ここでは、男性保育士の働き方について紹介します。

男性が保育士になるのって実際どうなの?働き方を徹底解説

保育士をめざす男性の中には、女性が多い職業のため自分が活躍できるのか不安に思ったり、業務内容や収入面などが気になる方もいらっしゃると思います。まずは、現在の男性保育士の状況について紹介します。

男性保育士ってどのくらいいるの?

男性保育士ってどのくらいいるの?


独立行政法人福祉医療機構が行った「平成30年度 保育人材に関するアンケート調査の結果について」によると、保育施設で働く職員の95.8%が女性というデータが出ています。イメージ通り、保育士は女性が圧倒的に多い職業ですが、男性がなれない職業ではありません。

保育施設で働く方の約60%が40歳以下で、そのうち3%が男性です。男性保育士は全体の4%しかいませんが、その大半が若い層となっています。

また、厚生労働省のデータでは、保育士の有効求人倍率は他の職業よりも高い水準であることが発表されています。男性は少数ではありますが、これから保育士をめざしたい方にとっては、チャンスがあると言えるでしょう。

男性保育士の収入は?

男性保育士の収入は?


保育士として働くにあたって、気になるのが収入です。保育士の収入に関しては施設によって異なりますが、女性と男性で大きく差があることは、まずありません。また、一般企業のように昇給のある保育施設が多く、研修やスキルの習得によって、リーダーや主任にキャリアアップするしくみが整えられています。

男性保育士の仕事内容は?

男性保育士の仕事内容は?


業務内容で男性保育士と女性保育士との差は基本的にありません。ただし、男性保育士は保育施設にとって貴重な存在であるため、女性保育士には難しい力仕事などを任せられる場面があるかもしれません。

男性が保育士になる理由って?

男性が保育士になる理由って?


平成30年度東京都保育士実態調査結果では、保育士資格を取得した理由として、男性の約半数が「子どもと接することが好きだったから」を選択しています。保育士は子どもと関わることができる職業ですので、子どもが好きな方にとっては、向いている職業と言えるでしょう。

また、保育補助として働いている方が、保育士をめざすパターンもあります。保育補助で保育に携わったことがきっかけとなり、保育士として本格的に活躍したいと考える方も多いようです。

男性が保育士として働くメリットは?

男性が保育士として働くメリットは?


男性保育士は女性保育士よりも比較的体力に余裕があるため、子どもとの外遊びなど、体を動かす場面で活躍しやすいでしょう。

また、男性保護者の良き相談相手、専業主夫やひとり親のお父さんを支援しやすい立場になりやすい、長く働くことで、園長などの管理職になることもできるといったメリットもあります。

子どもが好きな人におすすめの男性保育士

子どもと接する仕事がしたい男性にとって、保育士は職業の選択肢となりますが、一方で、保育士は子どもの命を預かる、責任ある職業であることを肝に銘じなければいけません。

保育士養成校や保育士試験による保育士資格の取得を通じて、知識やスキルをきちんと身に付けることが大切です。

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