目指せスキルアップ!保育士が持っていると役立つ資格5選

保育士の働き方

保育士がキャリアアップする方法の一つとして、関連資格の取得があります。保育士資格にプラスして関連資格を取得することで、新しい知識やスキルを身につけたり、いまのスキルを磨くことができます。ここでは、保育士のスキルアップに役立つ資格を紹介します。

専門学校や大学に通わなくても取得できるものを紹介しますので、働きながらや比較的短い学習期間で取得できるものばかりです。保育士としてのキャリアプランも考えながら取得を検討してみましょう!

目指せスキルアップ!保育士さんが持っていると役立つ資格5選!

保育士資格を取得すれば保育士として働くことができますが、性格や考え方が違う子どもたちと過ごして成長を手助けするには、基本的なスキル以外のスキルも磨いておくことをおすすめします。

自分の強みを磨いたり、幅広い知見を身につけることは、リーダーとして活躍するきっかけになります。資格取得を目的にするのではなく、学習しながらスキルや知識を身につけることを意識するようにしましょう。それではさっそく、保育士におすすめの資格を紹介します。

1.育児セラピスト

1.育児セラピスト


育児セラピストは、育児の専門家です。育児に悩む親を支援することで、自信を持って楽しく育児ができるように導きます。子どもの発達についての知識や保育現場で役立つスキル、育児イベントを企画・運営するためのスキルや育児相談にのる際に必要な対人援助スキルを身に付けることができます。

保育士にとっては、保護者と関わりながら子育てを見守るのも大切な仕事ですので、スキルアップにぴったりの資格です。

資格の取得方法

育児セラピストは、下記の3つの講座があります。
1.前期課程:育児の基礎的な知識とスキル
2.後期課程:育児のより深い知識とスキル 
3.シニアマスター養成講座:
    「大人」を導くための知識とスキル

育児セラピストは、年に数回開講される講座を受けることで取得することができます。講座は1日のみですので、保育士も参加しやすくなっています。

2.絵本専門士

2.絵本専門士


絵本専門士は、絵本に関する高度な知識、技能および感性を備えた絵本の専門家です。絵本を使って子どもだけでなく大人の心も豊かにする力を養うことができます。

子どもたちに絵本を読んであげる機会の多い保育士には、読み聞かせのスキルアップや表現力のスキルアップに役立ちます。

資格の取得方法

絵本専門士の資格は、養成講座を受けることで取得することができます。養成講座は30コマの授業(1コマあたり90分~120分)と修了課題により構成され、期間は6か月程度です。1か月〜2か月に2日間の日程で講義が行われますので、全てに出席して知識とスキルを身につけます。

保育士は応募要件を満たしますが、定員70名をオーバーした場合は、受講者選考が行われます。

3.幼児食インストラクター

3.幼児食インストラクター


幼児食インストラクターは、幼児食に関する知識と子どもたちの健全な食生活を支えるインストラクターです。食育に力を入れている保育園で、子どもたちの食事に携わる保育士におすすめの資格です。

幼児食の基礎知識はもちろん、栄養や食物アレルギーに関する知識も身につけることができます。

資格の取得方法

一般財団法人日本能力開発推進協会が行う認定講座を受験後、試験に合格することで資格の取得が可能です。資格試験の受験は在宅でできるので、保育士として働きながらでも取得しやすい資格です。

4.幼児教育・保育英語検定(幼保英検)

4.幼児教育・保育英語検定(幼保英検)


乳幼児との会話、園内の教育・保育に焦点をあて、現場に即した実用英語を習得することを目的とした資格です。

英語教育に力を入れる幼稚園や保育園が増えているため、資格を取得することで、英語教育ができる保育士としての活躍が期待できます。

資格の取得方法

資格試験に合格することで取得できます。試験は年3回行われており、4級は筆記のみ、3級と2級は筆記+リスニングです。また、準1級 と1級は1次試験として筆記(ライティングを含む)+リスニングが行われ、実際に会話を行う2次試験も行われます。

各級の難易度や出題目安は公表されていますので、自分の実力に合わせて受験し、どんどんレベルアップしていくことが可能です。

5.幼稚園教諭免許

5.幼稚園教諭免許


保育士資格がある場合、特例制度を利用することで通常より少ない科目の履修と教育職員検定に合格することで、幼稚園教諭免許を取得することができます。

認定こども園などでは、幼稚園教諭免許と保育士資格の両方を取得している方を募集している場合があるため、活躍の場を増やしたい保育士におすすめの資格です。

資格の取得方法

幼稚園教諭免許は一種と二種があり、一種では出願時に学士の学位があること、二種では出願時に高等学校を卒業していることが必須条件になります。また、どちらの資格も保育士として3年かつ4,320時間以上の実務経験があることが条件です。

教育職員検定は、各都道府県によって開催時期や開催回数が異なりますので、都道府県の教育委員会に確認しましょう。

資格をとってスキルアップを目指そう!

ここでは、保育士のスキルアップにおすすめの資格を紹介しました。資格を取得することで、業務の幅が広がったり、活躍するフィールドが広がる可能性が高くなります。ぜひ、スキルアップをめざしましょう!

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